皆さんこんにちは。人生をバランスよく生きるための情報を発信しておりますバラウンサーです。本日は、筋肉のバランスについてお話させていただきます。筋肉のバランスが悪いとはどういうことかを知ることで、筋肉のバランスを良い状態に保ち、バランスの良い姿勢でバランスの良い人生を歩みましょう。
理学療法士として姿勢評価を行う中で、同じような症状を抱えていても筋肉の使い方や姿勢の特徴は人によって異なることを日々感じています。
「多くの患者様が『ストレッチを頑張っているのに硬さが取れない』と仰いますが、実は原因が筋肉の『短縮』ではなく、姿勢保持筋の『過緊張』にあるケースが非常に多いです」姿勢保持筋の過緊張が影響している場合にはストレッチだけではなく姿勢のバランスを一度検討してみると効果が期待できる場合があります。
本記事で紹介する筋肉のバランスはあくまで一般的な傾向であり、実際には生活習慣や運動習慣、関節の柔軟性など様々な要因が関係します。
バランスの良い筋肉を保つことでバランスの良い人生を歩むことが可能となります。是非とも最後まで読んでみてください。
バランスの良い筋肉とは?
地球の重力に対してバランスの良い姿勢を保てる状態の筋肉がバランスの良い筋肉となります。
バランスの良い姿勢は下の図のような理想的なアライメントの姿勢となります。この姿勢を保てる状態の筋肉がバランスの良い筋肉となります。
地球の重力からバランス良く姿勢を保ってくれる筋肉がバランスの良い筋肉です。

以下の記事でバランスの良い筋肉についてまとめています。
バランスの悪い筋肉とは?
バランスの悪い筋肉とは地球の重力に対して、バランスの悪い姿勢を構築してしまった筋肉となります。(さきほどの図でいうところのアライメント異常の姿勢の筋肉の状態です。)
バランスの悪い姿勢は大まかにいうと4パターンあります。
- 上半身重心:後方 下半身重心:前方 骨盤のカラダの重心:足に対して後方
- 上半身重心:前方 下半身重心:後方 骨盤のカラダの重心:足に対して前方
- 上半身重心:後方 下半身重心:前方 骨盤のカラダの重心:足に対して前方
- 上半身重心:前方 下半身重心:後方 骨盤のカラダの重心:足に対して後方
それぞれ筋肉のバランスが異なっており活動量が増えやすい筋肉とストレスが加わらないため活動量が低下しやすい筋肉がありバランスの悪い筋肉となります。
以下の記事でバランスの悪い姿勢についてまとめています。
1.上半身重心:後方 下半身重心:前方 骨盤のカラダの重心:足に対して後方

活動量が増えやすい筋肉:腹部前面筋群 股関節屈筋群 膝関節伸筋群 足関節背屈筋群
活動量が低下しやすい筋肉:脊柱起立筋群 股関節伸筋群 膝関節屈筋群 足関節底屈筋群
特にふとももの前側にある股関節屈筋群や膝関節伸筋群やふくらはぎの前側にある足関節背屈筋群にストレスが加わってしまうため足の前側の筋肉が疲労しやすい状態となります。この姿勢が続くことで反対に足の後ろ側の筋肉は衰えてしまいやすく足の前側と後ろ側の筋肉のバランスが悪い状態となってしまいます。
2.上半身重心:前方 下半身重心:後方 骨盤のカラダの重心:足に対して前方

活動量が増えやすい筋肉:脊柱起立筋群 股関節伸筋群 膝関節屈筋群 足関節底屈筋群
活動量が低下しやすい筋肉:腹部前面筋群 股関節屈筋群 膝関節伸筋群 足関節背屈筋群
特にふとももの後ろ側にある股関節伸筋群や膝関節屈筋群やふくらはぎの後ろ側にある足関節底屈筋群にストレスが加わってしまうため足の後ろ側の筋肉が疲労しやすい状態となります。この姿勢が続くことで反対に足の前側の筋肉は衰えてしまいやすく足の前側と後ろ側の筋肉のバランスが悪い状態となってしまいます。
3.上半身重心:後方 下半身重心:前方 骨盤のカラダの重心:足に対して前方

活動量が増えやすい筋肉:腹部前面筋群 股関節屈筋群 膝関節伸筋群 足関節底屈筋群
活動量が低下しやすい筋肉:脊柱起立筋群 股関節伸筋群 膝関節屈筋群 足関節背屈筋群
特にふとももの前側にある股関節屈筋群や膝関節伸筋群やふくらはぎの後ろ側にある足関節底屈筋群にストレスが加わってしまうためふとももの前側とふくらはぎの後ろ側の筋肉が疲労しやすい状態となります。この姿勢が続くことで反対にふとももの後ろ側とふくらはぎの前側の筋肉は衰えてしまいやすく、間にあります膝関節のストレスも大きくなりやすく、膝の痛みも生じやすい姿勢となります。
4.上半身重心:前方 下半身重心:後方 骨盤のカラダの重心:足に対して後方

活動量が増えやすい筋肉:脊柱起立筋群 股関節伸筋群 膝関節屈筋群 足関節背屈筋群
活動量が低下しやすい筋肉:腹部前面筋群 股関節屈筋群 膝関節伸筋群 足関節底屈筋群
特にふとももの後ろ側にある股関節伸筋群や膝関節屈筋群やふくらはぎの前側にある足関節背屈筋群にストレスが加わってしまうためふとももの後ろ側とふくらはぎの前側の筋肉が疲労しやすい状態となります。この姿勢が続くことで反対にふとももの前側とふくらはぎの後ろ側の筋肉は衰えてしまいやすく、間にあります膝関節のストレスも大きくなりやすく、膝の痛みも生じやすい姿勢となります。
自分がどのバランスの筋肉かどうか知るためには
1.上半身重心:後方 下半身重心:前方 骨盤のカラダの重心:足に対して後方
一つの目安として足の前側が疲れやすい人は前側の筋肉にストレスが加わっているこのタイプの人かもしれません。
姿勢や筋活動の特徴と関連している可能性がありますが、他の要因も考えられるため参考程度に確認してみましょう
理学療法士として臨床で姿勢評価を行う中で、
長時間のデスクワークが多い方では、
太ももの前側やふくらはぎ前面に負担が集中しているケースをよく見かけます。
また、他の人よりも歩幅が狭いと感じるひとも多いタイプです。
ただし個人差があるため、
実際には筋力や柔軟性なども含めた総合的な評価が重要です。
2.上半身重心:前方 下半身重心:後方 骨盤のカラダの重心:足に対して前方
一つの目安として足の後ろ側が疲れやすい人は、後ろ側の筋肉にストレスが加わっているこのタイプの人かもしれません。
歩いていて足がひっかかりやすい人に多いタイプです。
3.上半身重心:後方 下半身重心:前方 骨盤のカラダの重心:足に対して前方
ふとももの前側とふくらはぎの後ろ側の筋肉が疲れやすい人は、このタイプの人かもしれません。
また膝に違和感が生じやすい人もこのタイプの人の可能性があります。
4.上半身重心:前方 下半身重心:後方 骨盤のカラダの重心:足に対して後方
ふとももの後ろ側とふくらはぎの前側の筋肉が疲れやすい人は、このタイプの人かもしれません。
また膝に違和感が生じやすい人もこのタイプの人の可能性があります。
「筋肉が悪くなるサイン」のチェックリスト
「こんなサインはありませんか?」筋肉のバランスを考える上で以下の症状があった際には筋肉のバランスが崩れてきている可能性があります。
- 朝起きた時に特定の部位が重だるい
- 同じ姿勢を30分続けると違和感が出る
- 左右で筋肉の硬さに差を感じる
「当てはまる項目が多い場合は、慢性的な疲労だけでなく、関節の可動域制限や神経系のトラブルも考えられるため、無理に自分で解決せず専門家へ相談してください」
「炎症がある状態で無理に伸ばすと逆効果になります。まずはアイシングや安静、または専門医による診断が優先です」
「筋肉が硬くなる原因のひとつに、土台である『関節のバランス』があります」以下の記事で関節のバランスについてまとめております。
関節のバランスに不安がある方はこちら
最後に
筋肉のバランスが悪くなってしまうと姿勢のバランスも悪い状態となってしまい、バランスの悪い姿勢で生活することで人生のバランスも悪くなってしまいます。是非とも自分の筋肉のバランスをいい状態にして姿勢のバランスも良くして人生をバランスよく生きていただければ幸いです。自分の筋肉のバランスを知ることは、バランスの良い筋肉にするための第一歩ですので、是非とも自分やご家族の筋肉のバランスをみてあげて筋肉のバランスを知っていただければ幸いです。最後に筋肉のバランスは個人差があるため専門家への相談も検討してください。
次回はバランスの悪い筋肉 パート2 左右編について説明したいと思います。最後まで記事を読んでいただき誠にありがとうございました。皆様の筋肉のバランスが良くなることを心よりお祈り申し上げます。
「本記事は医師による診察に代わるものではありません」
「関節や筋肉の痛みが数日続く場合、または腫れや熱感を伴う場合は、必ず整形外科などの専門医を受診してください」
「2026年6月:最新の理学療法知見に基づき、内容を一部修正・追記しました」
参考文献
・Neumann DA.
Kinesiology of the Musculoskeletal System
・日本理学療法士協会
https://www.japanpt.or.jp/
・PubMed
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/
・厚生労働省 e-ヘルスネット
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/
・日本整形外科学会
https://www.joa.or.jp/
Shumway-Cook A, Woollacott MH.
Motor Control: Translating Research into Clinical Practice
この記事の執筆者
バラウンサー
理学療法士
臨床経験20年
整形外科領域を中心に、
姿勢評価・運動療法・身体機能改善に従事。
この記事は、臨床経験を持つ理学療法士が解剖学の視点で執筆しています。
▶ 運営者プロフィールはこちら▶https://balauncer.com/profile/







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