スポーツと姿勢や筋肉の関係性

運動のバランス

皆さんこんにちは。カラダのバランス情報を発信しております、バラウンサーです。本日はスポーツと姿勢や筋肉の関係についてまとめてみました。スポーツは健康の為や、学校の授業、ストレス発散、プロとしてなど多くの人が実践されていると思います。

是非ともスポーツが姿勢のバランスに及ぼす影響について知ることは、楽しくスポーツを健康的に実施するためにも重要なので是非とも最後まで読んでください。

スポーツと姿勢の関係

スポーツをしていると、特徴的な姿勢になる場合があります。これはスポーツの特定の動きが姿勢に影響を及ぼすためです。

スポーツ ⇒ 特徴的な動きが求められる ⇒ 反復することで特徴的な姿勢になる

特徴的な姿勢になるスポーツの一例

  1. バレエ ⇒ 柔軟性重視 ⇒ 関節の柔軟性が特化する
  2. ラグビー ⇒ 筋肉重視 ⇒ 骨格筋が特化する
  3. 水泳 ⇒ 左右対称性 ⇒ 左右の関節や筋肉が対称性に保たれる
  4. 野球 ⇒ 左右非対称性 ⇒ 左右の関節や筋肉の非対称性が起きやすい

バレエなどの柔軟性が重視されるスポーツ

バレエをしている人は、女性も男性も姿勢のバランスが良い人がとても多いです。

良い姿勢のバランスについては以下の記事でまとめております。

バレエがスポーツか?ということは一旦おいて置いて、バレエは体幹のバランスが特に整いやすいスポーツです。

体幹が整うということは背骨のバランスが良くなり、肩甲骨の左右のバランスもよくなり、肩こりや腰痛などの違和感に悩まされる心配はかなり少ないスポーツです。

バレエは手の表現力も重要なスポーツなので、滑らかな手の動きを表現するためにも肩甲骨の動きが重要となります。バレエをすることで結果として、肩甲骨の柔軟性が養われることに繋がります。

なので姿勢の美しさが求められるスポーツをしている人は、バレエも一緒にしている人が多いです。

例えば、フィギュアスケートや体操競技などの採点競技には姿勢の美しさが重要となる場合が多いのでバレエも一緒にされている人は多いです。

バレエをしている人とフィギュアスケートや体操競技の方の体幹のバランスが整っているのには、スポーツとしての特徴が関係しているのかもしれません。

バレエは筋肉よりも関節の柔軟性が問われるスポーツなので、バレエをしても筋肉ムキムキになることは難しいです。しかし関節の柔らかさを手に入れることができるので、ケガの予防にもつながる可能性が高いスポーツと言えます。

ラグビーなどの筋肉が重視されるスポーツ

ラグビーはコンタクトスポーツとなります。そのためバレエのように姿勢の美しさが問われるスポーツとはだいぶ異なります。バレエよりは圧倒的に全身の筋力が必要となる場合が多いです。そして背骨への負担も大きくバレエの方よりも首回りの筋肉を強化して頚椎を保護しても、鎖骨骨折などが起きやすいスポーツといえます。

姿勢への影響としてはコンタクトスポーツなので頭部への衝撃があるため首が短くなりやすいです。

ラグビーはカラダへの影響が大きく、ケガや骨折の心配もあるため、予防的にも筋肉をつけることでカラダを保護して予防につなげないといけないスポーツと言えます。

そのためラグビーをすれば自然と全身の筋肉がついてくるスポーツと言えます。全身ムキムキになりたい人が選択するスポーツと言えます。

ラグビーに近いコンタクトスポーツである、アメフトなども大体同じような姿勢になります。

水泳などの対称性運動のスポーツ

水泳はラグビーのようなコンタクトスポーツではない為、ケガの心配は少ないスポーツと言えます。反対に、心肺機能の向上が期待できるため、子どもからお年寄りまで幅広い方にお勧めのスポーツと言えます。

姿勢の影響としてはカラダの左右の崩れが少ない方が多いです。

筋肉としてはあまり全身ムキムキになってしまうと、浮力が得られず推進力が低下してしまうため、プロのカラダをみても筋肉はそれほど必要としないスポーツと言えます。

しかしながら、表面には表れにくいインナーマッスルという骨に近い所にある筋肉がかなり向上するスポーツなのでケガの予防や骨や関節のバランスを整えるのにも向いているスポーツと言えます。

左右対称性の動きをするスポーツは特に成長期のお子さんの姿勢や筋肉のバランスが整う時期には向いているスポーツと言えます。

野球などの非対称性のスポーツ

野球など左右非対称性の動きをするスポーツはとても多いです。左右の異なる動きが求められるため水泳などの左右対称性の動きをするスポーツとは左右の異なる動きが求められます。

基本的には利き腕や軸足などにかなりの負担が求められる場合が多いです。

そのため左右の姿勢や筋肉のバランスが異なる可能性が非常に多いです。

そのため左右の関節や筋肉のケアが異なる場合が多いです。

十分なケアをしないとスポーツ特有のケガなどで整形外科を受診する可能性もあります。

左右非対称性の動きや特徴的な動きが多いのでスポーツ特有のケガなども多いです。

十分な運動前後のケアやスポーツがカラダのバランスに及ぼす影響を知っておく必要があります。

スポーツの姿勢や筋肉に及ぼす影響のまとめ

見た目の美しさが問われるスポーツ(バレエなど) ⇒ 筋肉よりも柔軟性が重要

コンタクトスポーツ(ラグビーなど) ⇒ ケガの予防のためにも全身の筋肉が重要

ウォータースポーツ(水泳など) ⇒ 浮力を利用するためインナーマッスルが重要

野球などの非対称性スポーツ ⇒ スポーツ特有のケガの予防が重要

最後に

スポーツはストレス発散や健康寿命の延長などにも大変すばらしいですが、行うスポーツの特性を是非とも考えてケガやカラダのバランスの崩れに繋がらないように注意が必要となります。特に成長期のお子さんが非対称性のスポーツを行う際には未来のカラダのバランスにも大きく影響を及ぼす可能性がありますので十分特性を理解してケアも必要になる可能性も考慮して取り組む必要があると思います。 

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