部活動やスポーツ少年団などで成長期にスポーツをするお子さんは多いと思います。その際にどんなスポーツを選択すればいいのか?もしくはその選択したスポーツがお子さんのカラダのバランスに及ぼす影響について理解しておくことはとても重要だと思います。今回は成長期のお子さんがスポーツをする際の注意するポイントについてまとめてみました。
スポーツがカラダに及ぼす影響
スポーツはカラダが丈夫になり健康寿命の延長のために実施している人が多いと思います。
- 運動機能向上
- 心肺機能向上
- 基礎代謝向上
- 免疫機能向上
- 精神機能の安定
お子さんの未来のためにも幼稚園や小学生などの小さいうちからスポーツを実施させている親も多いと思います。
早期に始めることで早めにスポーツ技術が向上することが期待されます。
しかしながら、成長期に実施することで注意しなければいけないポイントもあります。
今回は成長期などカラダの成長が起こっている時期にスポーツをする際の注意ポイントについてまとめてみました。
スポーツを成長期に実施する上で注意するポイント
スポーツの特性を十分考慮しないとカラダのバランスが崩れてしまうリスクがあります。
カラダのバランスについては以下の記事でまとめております。
スポーツの特性としてスポーツ毎に特徴的な動きを伴う場合が多いです。
- 球技関連:投球動作や打球動作が伴う場合が多く非対称性の動きが多い
- 水泳関連:左右対称性の動きを伴う動作が多い
- コンタクトスポーツ:接触プレーを伴うため十分なケガのケアが必要
それぞれのスポーツの特徴毎に成長期のお子さんが実施する際の注意点についてまとめていきます。
球技関連の注意点
野球やサッカーやソフトボールなどボールを使用するスポーツの注意点としては、非対称性の動きを伴う動作が多いです。
非対称性の動きを伴うということはカラダの左右バランスに影響を及ぼしやすいということになります。
そのため左右のカラダのバランスが崩れすぎていないか適宜チェックが必要となる場合が多いです。
利き腕のみで投球動作をする際は体幹の回旋動作を伴う場合が多く、体幹の筋肉バランスの左右差が生じやすいです。
また利き手の関節に負荷が加わる場合が多いので、利き手側の肩関節や肘関節に過度にストレスが加わっていないか親御さんが確認してあげるといいと思われます。
球技関連の注意点のまとめ
- 投球動作が利き腕のみで実施する際には体幹の筋肉バランスを適宜評価する
- 利き腕の肩関節や肘関節の関節バランスを適宜評価する
- 動作の特徴としてどこの関節に非対称性の動きが伴っているかを確認して適宜評価する
水泳関連の注意点
自由形や背泳ぎやバタフライなど水泳は左右対称性のスポーツです。
そのため左右の姿勢や筋肉や骨や関節のバランスの左右差が生じにくいです。
つまり成長期のカラダにとても相性がよいスポーツと言えます。
また心肺機能の向上も期待できます。
注意点としてはスイミングスクールで習う場合にはコーチもおりますので、特段問題はないと思われます。
比較的成長期にお勧めのスポーツです。
水泳の注意点のまとめ
注意点は特段なく成長期にお勧めのスポーツと言えます。
コンタクトスポーツの注意点
ラグビーや柔道やボクシングなど相手と直接接触を伴うスポーツとなります。
接触を伴う為、当然ながらケガが伴う危険性があります。
場合によっては顔面や歯のケガを伴う場合もあり実施する際は必要に応じてヘッドガードやマウスガードなど十分なケガ予防対策を実施する必要があります。
コンタクトスポーツの注意点のまとめ
- ケガの多いスポーツのため十分ケガの予防が必要
- 場合によってはヘッドガードやマウスガードなどの予防対策が必要となる
まとめ
成長期にバランス良くカラダが成長できるように、親御さんは是非ともお子さんがしているスポーツがカラダに及ぼす影響について知ったうえで、楽しく運動ができるようにケアしてあげてください。
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