皆さまこんにちは。人生のバランスをよく歩むための情報を提供しているバラウンサーです。本日は、運動のバランスについて説明したいと思います。運動を趣味としてされている方や、仕事としてプロスポーツとして運動をしている方や学校の体育や中学高の部活などで運動している方や、いろいろな方が運動をされていると思います。その運動がカラダのバランスにどう影響を及ぼすのか本日は説明したいと思います。
運動自体がいいとか悪いとかではなく、運動がカラダに及ぼす影響について知ることは未来のカラダをバランスよく過ごすために大事なので是非とも読んでみてください。
運動とは?
健康保持などの目的で、体を動かすこと。
出典:精選版 日本国語大辞典より
運動とは健康を保つために重要なことだという問いに対して、解答として多くの皆さんがYESだと思います。
しかしながらどんな運動をするのか、その運動自体がカラダのバランスに影響を及ぼす可能性があることは多くの皆さんは知らない可能性があります。
そしてそれを知らないために将来のカラダのバランスにいろいろな影響を与えている可能性があるんです。
この記事を読んでいただきたい方
- 中学校などで部活動を何にしようか迷っている方
- 子どものご両親
- 運動の指導に携わっている方
- 将来何らかのプロスポーツ選手を目指している方
- 趣味として何か運動を始めようと思っている方
是非ともカラダのバランスによい運動をするためにも、運動のバランスについて読んでみてください。
運動がカラダに与える影響について
運動はカラダを動かします。そのため、何の運動をするかによってよく使う関節や筋肉や姿勢がある程度決まってきます。また、その運動を続ける期間が長ければ長いほど、その運動に使う為の、関節や筋肉や姿勢にも影響を及ぼすことになります。
たとえば、サッカーというスポーツを例に挙げて考えてみます。
サッカーの運動とは
サッカーというスポーツは基本的な運動としては「走る」・「脚でボールを蹴る」・「ボールをトラップする」・「ヘディングをする」・「ゴールキーパーさんはボールをキャッチする」などが主な運動となります。
「走る」:サッカーでの走る場合はボールを持っている場合とボールを持っていない場合で走り方が異 なります。またどのポジションなのかによっても走り方が異なります。とにかく速く走れることが重要ではありますが、試合という長時間走るための持久力も必要となります。そして競技特性上、急にストップしたり急にターンをしなければならないスポーツと言えます。そのため脚の筋肉や関節には特にストレスが生じやすい運動と言えます。
「ボールを蹴る」:蹴る側の脚の膝関節が蹴るとき必ず伸びる運動が必要となります。特に膝を伸ばす筋肉の代表である大腿四頭筋の活動は必須となり、小学生や中学生などの成長期の方が、十分な準備運動や運動後の対応をしないと脚のすねの所に痛みが生じやすく、酷くなるとオスグット・シュラッター病と診断される方もおります。サッカーを成長期にされた方で、大人になってから左右の膝関節のバランスが異なる人が多いのはこれも関係していると思われます。
以下の記事で関節のバランスについてまとめています。
「ボールをトラップする」:トラップとは手以外のカラダの全部を使ってボールを受け止めて、ドリブル、パス、シュートに繋げる動作です。ボールを受け止めるための全身の関節をコントロールする必要がありこれはトラップの種類によっても関節や筋肉のバランスが異なります。(詳細は別のスポーツのバランスの記事で説明します。)
「ヘディング」:首をしっかりと固定して頭にボールを当てるため頸部への負担が生じやすい運動と言えます。またジャンプする運動もとても重要となるため大腿四頭筋や下腿三頭筋や大殿筋などの筋肉の活動が重要となりその後の着地もしっかりと衝撃を吸収することが求められる運動と言えます。
「ボールをキャッチする」:サッカーでキーパーさんだけが異なる運動となります。走ることは少ないので持久力はそれほど必要ないですが、圧倒的に瞬発力が重要となると思われます。ゴールを死守するためにジャンプ力や上肢のリーチ力などの運動が重要となってきます。
サッカーの運動をまとめると
メリット
- 持久力が強化される
- 瞬発力が強化される
- 蹴る側の大腿四頭筋が鍛えられる
- ジャンプ力が強化される(主に大殿筋、大腿四頭筋、下腿三頭筋など)
- 頸部の固定力が強化される
デメリット
- 足首や膝関節にストレスが生じる
- 左右の大腿四頭筋の筋肉のバランスが異なる可能性がある
- 成長期に過度な運動の場合にはオスグット・シュラッター病になる危険性がある
- 頸部の関節にストレスが加わる危険性がある
そのため、運動前後の十分な関わりが必要となるんです。
運動前後の関わり
・十分な準備運動と整理運動(主に体幹、股関節、膝関節、足関節のストレッチ、特に大腿四頭筋のストレッチは入念に実施する。)
・軽いウォーミングアップ(安静時の脈拍から15~25程度増加する程度)
・ストレスの加わった関節のアイシング(氷嚢など)
・痛みが継続する際はスポーツ専門の整形外科の受診
・自分で時々関節のバランスや姿勢のバランスや筋肉のバランスをチェックする(カラダの重心や下半身の筋肉のバランス)→過去の記事を参考にしていただければ幸いです。
以下の記事で姿勢のバランスについてまとめています。
以下の記事で筋肉のバランスについてまとめています。
最期に
運動はカラダのバランスのためにとても重要な要素です。そして運動の結果によってはカラダのバランスに大きく影響を及ぼしてしまう危険性もあります。是非とも自分の行っている運動がどういうメリットとデメリットが存在しているのかを確認して、運動前後の準備をしっかりとして楽しく、カラダのバランスによい運動をしていただければ幸いです。最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。次回は環境がカラダのバランスに与える影響について説明したいと思います。
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