皆さんこんにちは。カラダのバランスについての情報を発信しております、バラウンサーです。本日は姿勢の崩れが内臓に及ぼす影響についてまとめてみました。姿勢が崩れると筋肉や関節や骨のバランスが崩れるだけではなく、カラダの内部にある内臓機能へも影響を及ぼす可能性があります。本日の記事を読んで姿勢のバランスを改善するだけではなく、カラダの内側のバランスも改善してバランスの良い人生を歩んでください。
姿勢の崩れとは?
姿勢の崩れとは、良い姿勢ではない姿勢の人です。良い姿勢についてはこのブログで定義している良い姿勢は以下の記事でまとめておりますのでご確認ください。良い姿勢になると人生をバランスよく歩むことが可能となります。是非とも良い姿勢を目指してください。
姿勢のバランスが崩れて、様々なカラダの違和感に繋がっている場合があります。
姿勢のバランスが崩れると、腰の違和感や肩こり、偏頭痛や全身の倦怠感などさまざまなカラダの症状が出現する危険性があります。
しかしながら、内臓機能にも悪影響を及ぼす可能性があるんです。
姿勢の崩れと内臓機能の関係
内臓機能はほとんどが体幹の内部に存在します。たとえば手や足は最悪なくなっても命には影響を及ぼしませんが、体幹は命に直結します。
心臓 ⇒ 全身に血液を運ぶ機能
肺 ⇒ ガス交換(酸素を取り込み二酸化炭素を排出)
胃 ⇒ 食べ物を蓄え消化する
腸 ⇒ 栄養を吸収する
腎臓 ⇒ 尿を作り老廃物を排出
肝臓 ⇒ 吸収された栄養素を利用しやすい物質にして貯蔵
生活習慣などでももちろん内臓機能に影響を及ぼしますが、姿勢のバランスも内臓機能に影響を及ぼすんです。
それは内臓が体幹にあるからなんです。体幹にあるということは背骨や肋骨や骨盤や肩甲骨などの骨が内臓の外側に覆っております。
その体幹の骨が歪んでしまうと? ⇒ 内臓にも歪みが影響する可能性がある?
体幹の歪み ⇒ 内臓の歪みに繋がる
体幹がどのように歪むかによって内臓への影響も異なります。
体幹の歪みと内臓への関係について
- 体幹 左側屈 ⇒ 心臓 胃 肺 に影響を及ぼす
- 体幹 右側屈 ⇒ 肝臓 肺 に影響を及ぼす
- 体幹 後弯 ⇒ 肺 腸 に影響を及ぼす
体幹の歪みの状態が内臓に影響を及ぼす可能性があります。1~3のそれぞれについて説明したいと思います。
基本的には体幹の歪みによってその臓器が圧迫されてしまうと内臓機能が低下してしまいます。
1.体幹 左側屈 パターン
上の図のように体幹が左に側屈している場合 ⇒ 右肩よりも左肩が下制している場合
体幹の左側の内臓のスペースが狭くなります ⇒ 左にある臓器の活動性低下に繋がる
左にある臓器は心臓と胃と左肺なのでそれらの活動に影響を及ぼします。
具体的な症状としては?
- 運動耐容能低下:なんとなく疲れやすい
- 食欲低下 :なんとなく食欲がない
- 血流量の低下:なんとなく手足が冷たい感じがする
上記の様な症状があって、特段病気でもない方は、体幹が左側屈になっている可能性があります。一度背骨の歪みの状況を確認してみてはいかがでしょうか。
2.体幹 右側屈 パターン
上の図のように体幹が右に側屈している場合 ⇒ 左肩よりも右肩が下制している場合
体幹の右側の内臓のスペースが狭くなります ⇒ 右にある臓器の活動性低下に繋がる
右にある臓器は肝臓と右肺なのでそれらの活動に影響を及ぼします。
具体的な症状としては?
- 全身倦怠感:なんとなくだるい
- 運動耐容能低下:なんとなく疲れやすい
上記の様な症状があって、特段病気でもない方は、体幹が右側屈になっている可能性があります。一度背骨の歪みの状況を確認してみてはいかがでしょうか。
3.体幹 後弯 パターン
体幹後弯タイプ ⇒ 猫背の人 ⇒ カラダの前側にある臓器が圧迫される
カラダの前にある臓器として腸や肺に影響を及ぼします。
具体的な症状としては?
- 腸の機能低下:便秘
- 運動耐容能低下:なんとなく疲れやすい
上記の様な症状があって、特段病気でもない方は、体幹が猫背になっている可能性があります。一度背骨の歪みの状況を確認してみてはいかがでしょうか。
ちなみに以下の記事で猫背の予防方法についてまとめております。
体幹の崩れの確認方法は?
まずは、左右の肩の高さを確認しましょう。
左と右の高さが異なっていないかお風呂に入るときなど確認します。
左の肩が右より高い ⇒ 体幹 右側屈
右の肩が左より高い ⇒ 体幹 左側屈
パートナーがいる方は、背中の背骨を確認してもらって背骨が歪んでいないかチェックしてもらってもOKです。
お勧めは、1か月い1回程度背中の写真をとって背骨の歪みを写真で保存しておくことをおすすめします。
あと、家族でお子さんがいる方は、半年に1回程度は背骨の歪みを確認することをおすすめします。
ちなみに私は家族の全身の姿勢のバランスを定期的に確認して、それぞれのバランス別に書面でまとめております。そして日々の生活がカラダのバランスにどのような影響を及ぼしているのかを確認するようにしております。
最後に
本日は姿勢の歪みと内臓機能の影響についてまとめてみました。姿勢が歪んだからといって必ず内臓機能障害が生じるわけではありませんが、関係している場合も多いので、カラダのバランスを整えて人生をバランスよく歩むためには、内臓が上部であることにこしたことはありません。是非とも一度内臓機能の低下を感じた際には、姿勢の歪みを確認してみてはいかがでしょうか?皆様の姿勢のバランスが良くなり内臓機能も良くなることを期待しております。最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
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