ふくらはぎがよく痛くなる原因

筋肉のバランス

 ふくらはぎの筋肉がよくつってしまう人は筋肉のバランスが崩れている可能性があります。その崩れの原因が姿勢のバランスの崩れが影響している場合が多く、良い姿勢のバランスになることでふくらはぎの痛みも改善する可能性があります。アキレス腱やふくらはぎが痛くなりやすい人は是非とも最後まで読んでみてください。

ふくらはぎとは?

ふくらはぎは腓腹筋とヒラメ筋という筋肉で構成される部位のことでこの2つの筋肉の総称として下腿三頭筋という名前で呼ばれております。

下腿三頭筋の腱はアキレス腱という結構有名な名前なので知っている人も多いと思います。

よく運動の前に体育の時間とかでアキレス腱のストレッチなどで覚えている人も多いと思います。

基本的には立つためにはこの下腿三頭筋が働いてくれないと立つことは無理です。

立つためには必須な筋肉となります。

そのため立つ姿勢にとても影響を及ぼしている筋肉と言えます。

この筋肉にストレスが加わることでふくらはぎの痛みに繋がっている可能性が高いです。

もしふくらはぎのどちらかに痛みが起こりやすい人がいるとしたら、姿勢のバランスの崩れが生じている可能性が高いです。

姿勢のバランスの崩れについては以下の記事でまとめております。

ふくらはぎが痛くなりやすい人

下腿三頭筋にストレスが加わりやすい人が痛みが出現する可能性が高いです。

ストレスが加わるということは普通の人よりも下腿三頭筋をよく使用している、つまり筋肉の活動がより多い人ということになります。

ふくらはぎの痛み ⇒ 下腿三頭筋の活動が多い人

下腿三頭筋の活動が多い人の例

  • 立ち仕事が多い職業
  • 跳躍動作を伴うスポーツをよくする人
  • 姿勢のバランスが崩れている人

上記のような方は下腿三頭筋にストレスが加わりやすい、つまり下腿三頭筋をよく使用していることになります。

それぞれ説明していきたいと思います。

立ち仕事が多い職業

仕事のほとんどを立った状態で遂行する職業の方は下腿三頭筋のストレスが多いです。

長時間立った状態ですごす仕事です。

レジ打ちの仕事や、立った状態で長時間対応する受付の仕事、立った姿勢で行う流れ作業など休憩時間以外をほとんど立った姿勢で行う仕事が当てはまります。

仕事の半分は座った姿勢で行うデスクワークなど下腿三頭筋の負担が少ない仕事はそれほど下腿三頭筋のストレスは多くないといえます。

跳躍動作を伴うスポーツをよくする人

跳躍動作を伴うスポーツとは、ジャンプ力が求められる運動が必要となるスポーツです。

立ち幅跳びやスキーのジャンプ競技、球技ではバレーボールやバスケットボールなども跳躍動作を伴うスポーツと言えます。

跳躍動作は下腿三頭筋にストレスが加わりやすい動作です。

そのため跳躍動作を伴うスポーツの方は下腿三頭筋のケアが重要となってきます。

姿勢のバランスが崩れている人

姿勢のバランスが崩れている人は下腿三頭筋にストレスが加わりやすいです。

特にどちらか一方のふくらはぎの痛みが出やすい人は下腿三頭筋の筋肉バランスが崩れている可能性が高いです。

筋肉のバランスについては以下の記事でもまとめております。

特に一方の下腿三頭筋にストレスが加わっている人は、背中の筋肉のバランスも崩れている人も多く腰部の違和感を訴える人も多いです。

下腿三頭筋と背中の筋肉バランスの関係性については以下の記事でまとめております。

下腿三頭筋のストレスを軽減する方法

下腿三頭筋のストレスの原因によって軽減方法は異なります。

  • 仕事やスポーツなどで下腿三頭筋を酷使している人
  • 姿勢のバランスが崩れて下腿三頭筋にストレスが加わっている人

仕事やスポーツなどで下腿三頭筋を酷使している人

仕事やスポーツの前後で下腿三頭筋のストレッチをすることで筋肉のストレスを軽減

仕事内容を見直して、下腿三頭筋のストレスを軽減(例えば長時間の立ち姿勢をしないよう合間に休憩を挟むとか)

スポーツシューズを再検討して跳躍動作のパフォーマンにあった靴を購入する。(前足部の剛性が高いタイプのシューズを購入するとか、スポーツインソールを導入するとかがいい。)

姿勢のバランスが崩れて下腿三頭筋にストレスが加わっている人

崩れた姿勢のバランスの修正⇒ 良い姿勢の記事を参考にしてください。

良い姿勢のバランスを目指すことで自然と下腿三頭筋のストレスも改善すると思われます。

姿勢のバランスが崩れる原因を自己の生活から分析して生活習慣の改善を図る。

生活習慣を見直すことで下腿三頭筋にストレスが加わりやすい生活をしているなら、生活習慣の改善を図ることでストレス軽減に繋がります。

最終的にはやはり下腿三頭筋のストレッチを実施するということになります。

下腿三頭筋のストレッチ方法

下腿三頭筋のストレッチは体育や部活動などで運動前後に実施したことがある人が多いと思います。

筋肉のパフォーマンスを効率的に発揮するためにも実施している人は多いと思います。

特に下腿三頭筋を酷使している人は、就寝前に実施しても効果的です。

下の図のように寝た状態でタオルを使用して、下腿三頭筋のストレッチをすることも可能です。

立った状態では椅子などを支持した状態でストレッチする反対の膝をゆっくり曲げていくことでストレッチが可能です。

まとめ

ふくらはぎの痛みは下腿三頭筋のストレスが原因の場合が多いですが、それ以外の原因で痛みが出現する場合もあります。今回の仕事やスポーツや姿勢のバランスが崩れて痛みが出現している場合はそれらを改善することで痛みの軽減につながる可能性もありますが、当てはまらないけど痛みがある人は病院の受診も検討が必要となる可能性もあります。まずは自分のふくらはぎの痛みの原因について一度考えてみてください。最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。

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