筋肉のバランス:背中の筋肉の左右バランス(脊柱起立筋)

姿勢のバランス

皆さんこんにちは。カラダのバランスについての情報発信をしているバラウンサーです。本日は筋肉のバランスの項目で脊柱起立筋の左右バランスについてまとめてみました。脊柱起立筋は背中にある筋肉で背骨の骨のバランスにも影響を及ぼす重要な筋肉です。是非とも、背中の筋肉のバランスを整えてバランスのよいカラダを手に入れて、バランスの良い人生を歩みましょう。

脊柱起立筋とは?

腸肋筋と最長筋と棘筋の3つの筋肉の総称で脊柱起立筋と一般的に呼ばれております。背骨の背中側にあって左右それぞれあり背骨のバランスを保つ重要な筋肉です。

脊柱起立筋は背骨のすぐ脇に左右されぞれ配置されていて、地球に加わっている重力から姿勢を保ってくれています。地球で重力が加わるとはどういうことなのかは以下の記事でまとめています。

脊柱起立筋の左右バランスとは?

まずは、自分の脊柱起立筋の左右バランスが整っているのかどうかを確認してみましょう。以下のような方は脊柱起立筋の左右バランスが崩れている場合が非常に高いです。

  1. 就寝時に仰向けで寝れない。(もしくは横向きで寝ることが好き)
  2. 腰の真ん中ではなくちょっと左右どっちかが痛い。(もしくは違和感がある)
  3. 肩こりが左右どっちかにある。
  4. 背骨が歪んでいる感じがする。
  5. 他人に姿勢が悪いと指摘された。

上記に当てはまる方は、脊柱起立筋の左右バランスが崩れている可能性があります。

脊柱起立筋の左右バランスとは左と右側の脊柱起立筋の筋肉の硬さや張りや大きさに差がある場合をさします。背骨の左右にある脊柱起立筋は左右の筋肉の状態が崩れてしまうと背骨のバランスにも影響を及ぼしやすく上記のような症状が出現する場合が多いんです。

下記の女性のような脊柱起立筋の左右の筋肉バランスを目指しましょう。

もし自分で脊柱起立筋を確認できない場合には?

治療院で左右バランスを確認してもらうのがいいです。腸腰筋の記事でも話しましたが、治療院にも選ぶべきポイントがあります。どんな治療院がいいのかは以下の記事でまとめております。

具体的に脊柱起立筋の左右バランスの確認方法としては、肩の高さ位から背骨の数cm脇にある脊柱起立筋を上から腰までゆっくり筋肉の状態を確認しながら触っていきます。他人に確認してもらう方法がいいですが、自分でも可能です。しかし自分で確認する場合には、必ず、立った状態で両方の手を後ろに回して触る方法が正確だと思います。片手で触ってしまうと背中の筋肉の活動が変わってしまい正確に筋肉を確認できないかもしれません。

脊柱起立筋の左右バランスの確認方法

坐った状態で、手を組んでカラダを左右にねじってみます。その時のむきやすさを確認します。左右に差がある場合には脊柱起立筋の左右差がある場合が多いです。

左側にねじるのがやりにくかった場合 ⇒ 右側の脊柱起立筋が伸びにくくなっている

右側にねじるのがやりにくかった場合 ⇒ 左側の脊柱起立筋が伸びにくくなっている

ねじる方法でもいいですが、横に傾ける方法でも確認できます。

左に傾けるのがやりにくかった場合 ⇒ 右側の脊柱起立筋が伸びにくくなっている

右に傾けるのがやりにくかった場合 ⇒ 左側の脊柱起立筋が伸びにくくなっている

脊柱起立筋の左右バランスの調整方法とは?

調整方法は大きく2つあります。

  1. ストレッチ
  2. 筋トレ:プランク

1.ストレッチ

一般的な長座体前屈でも脊柱起立筋はストレッチできます。息を吐きながらリラックスしながら行うと筋肉もしっかり伸びてくるでしょう。

大事なことはストレッチをした後に脊柱起立筋の左右バランスの評価をもう一度確認して左右差が改善しているかを必ず確認するようにお願いします。効果がない場合にはそのストレッチでは効果的に脊柱起立筋をストレッチできていない可能性があります。

2.筋トレ:プランク

大事なのは姿勢が横から見て一直線になっていることが重要となります。そして左右の高さも床と平衡になっていて捻じれていないことが大事です。

上級:プランク

上級プランクは左右の足を交互に床から離します。この時大事なのは背骨と骨盤がねじれないように気を付けて行ってください。

ストレッチも筋トレも大事なのは実施した後に、脊柱起立筋の左右バランスをもう一度評価することが重要となります。

最後に

今回は筋肉のバランスとして脊柱起立筋の左右バランスについてまとめてみました。脊柱起立筋のバランスが崩れてしまうと背骨の左右のバランスも崩れてしまい、結果として内臓機能にも悪影響を及ぼす可能性もあります。是非とも自分や大切な人の脊柱起立筋の左右バランスを確認して脊柱起立筋の左右バランスを調整してあげてください。最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。

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